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エポクリンとは

エポクリンとは

エコロジー本来は「生態学」を意味します。 とはいえ近年では人間生活と自然との調和などを表す考え方として「eco」が接頭語としてしばしば用いられているのは、あなたもご存じのとおり。

日本でエコという言葉を耳にするようになったのは2000年前後のことです。



水だけで汚れを落とすエポクリン加工は飯野博一氏(1919年生-1995年、1992年春勲5等瑞宝章受賞、阪神大震災にて逝去)の発明により、世の中に送り出されました。

ゴムの専門家である飯野氏がゴムの研究をしていた最中に、偶然ゴムを入れた容器が倒れ、性質の違う2種類のゴムが混ざってしまった。そのこぼれたゴムを布で拭き取って、その布で汚れたところをこすってみると、汚れが驚くほどよくとれました。

それをきっかけに、そのゴムの研究を進めた結果、1972年にエポクリン加工(1974年特許取得)が発明されました。
エポクリン加工とは汎用ゴムラテックスと極性高分子ラテックスを混合し、その微粒子を色々な素材に付着させ、乾燥させたあと、ゴムの持つ吸油性と摩擦力を利用し、水に濡らすだけで、色々な汚れをずらして吸い取ります。 成分は炭素(C)・水素(H)・酸素(O)の3元素しか含まれていないため、燃やしても完全燃焼すれば、有毒ガスが出ない無害・無公害です。

日本でエコブームが起こるさらに15年ほど前。
1985年に飯野氏はナチハマを設立して取締役顧問に就任。こんなコンセプトを掲げました。

「美しい地球を現出するために、少しでも役立てたい」

これを実現するため、地球の環境に悪影響を及ぼす洗剤類は一切使わない「エポクリン加工布」の開発にエネルギーを注ぎました。
ナチハマでは1985年の設立以来29年に渡りこの立社精神のもと活動を行っています。

1枚の布から始まったエポクリン。
製造工程においても手作業を基本とし、化学的処理は一切しないという「こだわり」の製品です。
今では様々な台所用品、掃除用具、ボディケア製品、フェイスケア製品などが生まれています。
いずれも「洗剤類は一切使わない」ものです。

ナチハマ製品の使い方

石けんや洗剤なしで汚れを落とすナチハマ製品。
「特別な使い方が必要なの?」というお問い合わせをいただきますが、心配ありません。
普通のタオルやスポンジと同じようにお使いいただけます。もちろん石けんや洗剤はご不要です。
このページでは代表的な製品の使い方を載せていきますのでご参考にしていただければ幸いです。
「この商品について教えてほしい」といったご意見やリクエストがございましたらお気軽にご連絡ください。
「うちではこんな使い方しているよ」といったアイデアも募集しております。
メールアドレスはwebmaster@nachihama.co.jpです。

ボディタオルの使い方

まずタオルをぬらしていただきます。
お湯と水のどちらでもかまいません。
新品から使い始めの数回はタオルが硬いので、水の中でよくもみほぐしてください。
エポクリン加工がほぐれてきたら普通のタオルに近い感触になります。

タオルがほぐれたら、しっかりとしぼっていただきます。
しぼり具合は普通のタオルと同じでかまいません。

あとはそのまま体を拭いてください。
特別な使い方は必要ありませんので、普通のタオルと同じように使っていただけます。
エポクリン加工が汚れを取りますので、石けんやボディシャンプーは必要ありません。

発明者 飯野博一氏

飯野博一氏(1919-1995年)略歴

  • 1919年生まれ。
  • 1946年に世界長ゴムに入社、取締役技術部長、研究・技術・開発担当取締役を歴任後、1970年に退社。ゴム業界の権威でした。
  • 1972年にイノベ化成を設立、代表取締役に就任。
  • 1985年にナチハマの取締役顧問に就任。
  • 1990年松原発明功労賞受賞。
  • 1992年春勲5等瑞宝章受賞。
  • 1995年阪神大震災にて逝去。

飯野氏は世界長在職中から高層ビルの窓拭きを自動化できないものかと考えていました。
世界長退社後、その研究を開始。
もともと、ゴムの専門家である飯野氏です。
ゴムには摩擦力や汚れの吸着力があることをよく知っていました。

ある日、偶然ゴムを入れた容器が倒れ、性質の違う2種類のゴムが混ざってしまった。
そのこぼれたゴムを布で拭き取って、その布で汚れたところをこすってみると、汚れが驚くほどよくとれた。
それをきっかけに、そのゴムの研究を進めた結果、1972年にエポクリン加工(1974年特許取得)が発明されました。

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